○奨学金返還免除候補適任者の選考に関する申し合わせ
平成28年3月16日
1 この申し合わせは、大学院第一種奨学金返還免除候補者推薦に係る選考等取扱要領第4項に基づき、人文社会科学研究科における奨学金返還免除候補適任者の選考について定める。
2 候補適任者の推薦順位は、各評価項目の評価点の合計が高い順とする。
3 各評価項目の評価基準は以下のとおりとする。
ア 学位論文その他の研究論文について
1) 修士論文は、その最終審査の結果に基づき、評価1~5とする。
2) 学術雑誌に掲載された単著論文または学外で顕著な客観的評価を受けた単著論文は、評価3~5とする。
3) 学術雑誌に掲載された共著論文または学外で顕著な客観的評価を受けた共著論文は、その貢献度に応じて、評価1~3とする。
4) その他、公表された論文等は、評価1とする。
イ 大学院設置基準第16条に定める特定の課題についての研究成果について
1) 修士論文に代わる特定の課題は、その最終審査の結果に基づき、評価1~5とする。
ウ 著書、データベースその他の著作物(ア及びイに掲げるものを除く)について
1) 単著の学術書は、評価3~5とする。
2) 共著の学術書は、その貢献度に応じて、評価1~3とする。
3) データベース、その他の著作物は、その内容と貢献度に応じて、評価1~3とする。
エ 発明
1) 発明や提案が学外で顕著な客観的評価を受けた場合、評価3~5とする。
2) その他の発明や提案は、評価1とする。
オ 授業科目の成績
1) 申請時の修得単位数に占める「秀」の単位数の割合に基づき、評価1~5とする。(「秀」の単位数の割合が1割以上の場合、評価1、2割以上の場合、評価2、3割以上の場合、評価3、4割以上の場合、評価4、5割以上の場合、評価5とする。)
カ 研究又は教育に係る補助業務の実績
1) 学外または学内で継続的に補助業務等を行った場合、評価1~3とする。
2) その他の補助業務等は、評価1とする。
キ 音楽、演劇、美術その他芸術における成績
1) 評価しない。
ク スポーツの競技会における成績
1) 評価しない。
ケ ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
1) 学外で継続的にボランティア活動?社会貢献活動を行った場合、評価1~3とする。
2) その他の活動は、評価1とする。
(補遺)評価の対象は、大学院における研究課題に直接または間接に関連する業績に限られる。各評価項目に関わる業績の評価の合計を、その評価項目の評価点とする(ただし、評価点は学内と学外に分かれ、各々の上限を5とする)。
附則
この申合せは、平成28年3月16日から実施する。