○国立大学法人弘前大学における軍事的安全保障研究の取扱いに関する基本方針
令和7年1月22日
so米直播裁定第5号
国立大学法人弘前大学(以下「本学」という。)の研究者は、「国立大学法人弘前大学研究者行動規範」に基づき、次のように行動することが求められている。
?自らが生み出す専門知識や技術の質を担保する責任を有し、さらに自らの専門知識、技術、経験を活かして、人類の健康と福祉、社会の安全と安寧、そして地球環境の持続性に貢献すること。
?科学研究の利用と両義性の観点から、自らの研究の成果が、研究者自身の意図に反して破壊的行為に悪用される可能性もあることを認識し、研究の実施、成果の公表にあたっては、社会に許容される適切な手段と方法を選択すること。
以上を踏まえ、本学は、「人類の健康と福祉、社会の安全と安寧、そして地球環境の持続性に貢献する」ことを掲げる大学として、以下のとおり軍事に関わる研究の基本方針を定める。
1 軍事的安全保障研究に関する声明(平成29年3月24日日本学術会議)に沿って軍事的安全保障研究は行わない。
2 軍事への寄与を目的としない研究であっても、軍事に関わる機関による研究助成や軍事関連機関が資金提供元となる研究は行わない。