教育学部 加賀恵子教授、廣瀬 孝准教授が秋田スギを原料とした紙糸より布製品を試作しました

弘前大学教育学部（加賀 恵子教授、廣瀬 孝准教授）と秋田県産業技術センター（遠田 幸生専門員）は、「2025年度一般財団法人 東光虻川ものつくり財団（秋田県大館市）」の研究助成を活用し、ものつくりを通じた地域産業の振興を目的に、秋田スギパルプを原料とした紙糸（写真①）の作製および、その紙糸を緯糸に用いた布（写真②）の試作に成功しました。さらに、この布を活用し、名刺入れ（写真③）や酒袋（写真④）などの試作品を制作しました。

今後は、りんごなどの木材をアップサイクルした紙を販売する弘前大学発ベンチャーである合同会社美枝紙と協力し、当該地域での社会実装を目指す予定です。