弘前大学は2025(令和7)年12月11日、弘前大学創立50周年記念会館において、起業家マインドを持って地域で活躍できる人材を育成することを目的とした「弘大じょっぱり起業家塾2025」の成果発表会並びに修了式を開催しました。
成果発表会では、令和7年6月から11月にわたり基礎?実践コースを履修し、各々のビジネスプランを練り上げてきた受講生のうち、事前審査を通過した5組がビジネスプランを発表しました。審査は「事業の理念?意義」「独創性?新規性」「実現可能性?事業収益性」「地域貢献性」「熱意」の5つの観点から行われ、受講生は限られた時間ながら、講師の指導を受けブラッシュアップを重ねた事業内容を審査員に対してアピールしました。審査員からはプランの実現に向けた多くの意見やアドバイスが相次ぎました。
修了式では、弘大じょっぱり起業家塾の橋本恭男塾長(弘前大学理事(社会連携担当)?副so米直播)から、履修条件を満たした受講生一人一人に履修証が授与されました。続いて、審査結果が発表され、地域に密着したホームロボットのリペアサービス事業を提案した小山内忍さんのビジネスプラン「~あなたの暮らしをソフトにサポート~創業事業計画」が最優秀賞に輝きました。また、優秀賞には、古民家や空き家対策を視野に入れた農泊ビジネス?農業観光体験事業を提案した外川維慶さんと弘前大学大学院地域共創科学研究科2年の清藤百恵さん、観光客と地元の人をつなぐマッチアップサービス事業を発表した弘前実業高校3年の長内希乃花さんがそれぞれ選ばれました。
橋本塾長からは、「それぞれが魅力的な内容で、地域の課題や今まで積み重ねてきたことを踏まえた提案内容になっていた。また、プレゼンも時間制限がある中でしっかりまとめられていて非常に素晴らしい発表だった。これを実際に事業として起業し具体化していくためにはまだまだ考えていくことがあると思うが、今回の起業家塾がひとつのステップとなって、今後大きく飛躍してほしい」と挨拶がありました。
受講生を代表して、人文社会科学部3年の三浦月妃さんから本起業家塾で学んだ成果に対する挨拶があり、修了式を閉会しました。
■「弘大じょっぱり起業家塾」の詳細はこちら(弘前大学地域創生本部ホームページ)
https://chiiki.hirosaki-u.ac.jp/training/training02/



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